2026年4月15日水曜日

RFIDファラデー ケージを作ってみよう (6) アルミ蒸着シートとアルミホイルの違いを推測してみた

  ハヤト・インフォメーションの製品に「MANICA EXCEL TOOL 棚卸しパッケージ」(マニカ エクセルツール棚卸しパッケージ)があります。

 https://www.hayato.info/tanaorosi/index.htm 

です。エクセルからRFIDを読み取ることが可能です。お手頃な価格で役に立ちます。

RFIDハンディを便利に使う。特に「読み込みすぎて困る」お悩みに役立つことを祈って、今回は電波を遮断するファラデーケージを安価に試して見ようと思ってファラデーケージのシリーズです。


これまで、いくつか試して見ました。

「アルミ蒸着シート」と「アルミホイル」では違う様子です。

と、言うのは、

災害対策品のアルミ蒸着シートは10センチメートル程度で1W出力RFIDハンディを近づけると、ICタグを読み取ることができた。

アルミ蒸着シートは、まるで電波が通り抜けているような感じです。

排気ダクトのアルミホイルは近づけてもICタグの電波は遮断されていた。

見た目には、同じピカピカしたアルミニウムだけど、物としては違うのだろうか?

その作り方の違いを調べて見ました。


アルミ蒸着シート

アルミ蒸着シートは、熱して蒸発したアルミ噴霧の中でフィルムにくっつかせて作るようすです。

NISSHA様のホームページで紹介されてます。

 https://connect.nissha.com/nii/aluminium_deposition_technology/ 

フィルムにくっついたアルミ噴霧は、どれくらいの厚さになるのだろう?

日東分析センター様が紹介しています。

 https://www.natc.co.jp/result/r0960214/ 


「蒸着アルミ層」と、とっても薄いのですね。「厚み:約50nm」と書いてあります。
噴霧されたアルミの小さな小さな「粒」がくっついているのですね。


アルミ箔

アルミ箔は、アルミニウムの塊を引き延ばして作るみたいです。

東洋アルミエコープロダクツ様が紹介しています。
 https://www.toyoalumi-ekco.jp/sunfoil/features/ 


これを見て、以前から思っていた、別の疑問が解消されました。
キッチン用のアルミホイルを見ると、ピカピカした面と鈍く光る面があります。
きっと、ピカピカ面には何かが塗ってあるのだろう、と思っていたのですが違うそうです。
引き延ばす時に2枚重ねて引き延ばすので、アルミホイルが重なった面がピカピカになるそうです。驚き!
と言うことで、アルミホイルは、薄いけど「アルミ板」なのですね。

RFID電波に対する違い

RFID電波に対する挙動の違いは「粒と粒の間の間隔」と「厚み」かな、と推測しています。
アルミホイルはアルミの塊を引き延ばした物なので100%のアルミ。薄いけど「アルミの板」なので電波は漏れにくい。
アルミ蒸着シートは、シートにアルミ噴霧がくっついているので、電子顕微鏡で見ないと分からないくらいの薄さ。
霧のつぶと、となりの霧のつぶには間隔がありそうだ、電波にとっては隙間なのだろうな、だからRFID電波が漏れていたのか!
と、思いました。
アルミ蒸着シートは2枚重ねにしてRFID電波を遮断できる効果が高まるのは、
シートにくっついた「粒」を通り抜ける確率が低くなる仕組みかな、と推測しています。

RFIDファラデーケージ実験は、アルミホイル(薄くてもアルミ板)にて継続してみようと思います。

今回は以上です。

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