2020年7月13日月曜日

IFTTTを使ったMANICAモバイル Web連携

こちらの記事MANICAモバイルの貸出返却時にWebリクエストする方法が紹介されているのですが、最後の方にさらっと触れられているIFTTTを使った連携方法を実際に試してみたので、まとめてみます。

つかったもの

  • IFTTT
  • MANICAモバイル
  • Slack

IFTTT

最初にアカウントを作成してください。Google等のアカウントでも利用できます。

サインインすると、上部がこんな風に表示されると思います。


Createをクリックします。


Thisをクリックします。


Search servicesのところにWebhooksと入力します。



見つかったWebhooksのアイコンをクリックします。


Receive a web requestをクリックします。



とりあえず、貸出時のTriggerを作成したいので、Event Nameに「item_rented」と入力して、Create triggerをクリックします。あとで、同じ手順を繰り返して返却時用のTriggerとして、「item_returned」も作成します。


Thatをクリックします。


Search servicesのところにSlackと入力します。


見つかったSlackのアイコンをクリックします。


Post to channelをクリックします。初回登録だとSlack側の認証が必要だったと思います。

こんな感じの画面が表示されるので、それぞれ入力していきます。



Which channel?のところは、お使いの環境にしたがって適宜設定ください。
貸出時のMessageは下記のように設定しておきます。
{{Value1}}が{{Value2}}に貸出されました。
あとで登録する返却時のMessageは下記のように設定しておきます。
{{Value1}}が{{Value2}}から{{Value3}}に返却されました。
Titleは分かりやすく、MANICAモバイルとしておき、Title URLは現況一覧に飛べるように、下記を設定しておきます。
必要な項目が入力できたら、Create actionをクリックします。

Finishをクリックします。

同様の手順で返却時のレシピも作成しておきます。

いったんHOMEをクリックして、トップページに戻ります。

Webhooksをクリックします。


右上のほうにあるDocumentationをクリックします。



Make a POST or GET web request toのところをメモしておきます。{event}のところは作成したイベント名で置き換えます。今回は「item_rented」または「item_returned」になります。

MANICAモバイル

まずは、こちらの取扱説明書をもとにユーザ登録してみてください。タグ登録が50個までなら無償でお使いいただけます。

ログイン後、現況一覧が開かれていると思います。


右上にある店舗設定をクリックします。


下記のように設定しています。
貸出時Webリクエスト
URL https://maker.ifttt.com/trigger/item_rented/with/key/XXXXXXXXX-XX-XXXXX
GET/POST POST
BODY {"value1":"[製品名リスト]","value2":"[担当者名]"}

返却時Webリクエスト 
URL https://maker.ifttt.com/trigger/item_returned/with/key/XXXXXXXXX-XX-XXXXX
GET/POST POST
BODY {"value1":"[製品名リスト]","value2":"[担当者名]","value3":"[保管場所名]"}

BODYに設定した[]で囲った文字は実際の名称に置換されます。使用可能な文字列は下記の通りです。
[製品名リスト]
[担当者名]
[保管場所名]
[備考]
[店舗名]

IFTTTではvalue1~3までしか設定できませんが、たとえばSlackに投稿する場合は、一つのvalueに複数の名称を設定し、Messageの内容と調整してみてください。

さて、それでは実際に貸出、返却をしてみましょう。貸出をしてみると、Slackにはこんな感じで投稿されました。


続いて返却をしてみると、こんな感じで投稿されました。



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