RFID や LoRa の機器では、アンテナとの接続に同軸ケーブルがよく使われます。高周波に対応した同軸ケーブルは固いのが多かったり、引き回しするのに扱いが難しかったりします。そこで疑問なのが、ケーブルの損失を高めるような要因はどんなものだろうか?という問題です。
そこで、今回は実際に損失を測定して、どんな要因があるかを探っていきたいと思います。
使用するのはこちらの nanoVNA ちゃんです。1万円くらいなのに1GHzまで対応してたりしてなんとも便利な測定器です。この状態で校正済にしてます。表示は 920MHz がセンターで、 917.5MHz から 922.5MHz までの表示にしてます。
測定に使用するケーブルはこちらの LoRa 機器に付属してた 60cm のケーブルです。
まずは接続して、何もしてないときの損失を測定します。
ではここからいろいろ試してみます。
結果、どの要因も大して影響せず 1.2dB 程度のままでした。さすが同軸ケーブルは強い。







