今回使ったもの
- Impinj Speedway Revolution
- Impinj Speedway Connect(v2.8.0 トライアル版)
セットアップ
こちらの手順通りなのですが、一つつまずいたので(No. 1の項目)、記載します。
- Speedway Revolutionのファームウェアをアップグレード
- もともとのバージョンが4.12.0.240だったのを6.2.0.240にアップグレードしました
- Speedway Connectのダウンロード
- ここからLatest Releaseをダウンロードしました
- 管理画面をウェブブラウザで開く
- Speedway RevolutionのIPアドレスをブラウザで開きました
- ログイン
- デフォルトのままなら、root/impinjでログイン可能です
- ファイル選択
- Select Upgrade Fileのファイルを選択ボタンをクリックして、ダウンロードしたupgファイルを開きます
- アップグレード
- Upgradeボタンをクリックすると、ファイルがアップロードされます
- 再起動
- アップグレード完了後に、Rebootボタンをクリックすると、リーダが再起動されアップグレードが完了します
- リーダのIPアドレスにHTTPSで接続
- 証明書のエラーが表示されるので、回避してください
- ログイン
- root/impinjでログイン可能です
- 設定画面
- うまく行けば、こんな感じで設定画面が表示されると思います
設定
いくつか設定項目はあるのですが、最低限の設定を行って動かしてみました。今回は読取内容をWebサーバにPOSTしようと思います。その場合はHTTP POSTにチェックを入れて、サーバのURLを入力すればOKです。
Webサーバ側でログを見てみると、JSON形式で送られて来ているのが分かります。
(実は今回一番苦労したのがこのサーバ側の準備でした。動画の通り、Pythonでやるのがスムーズと思います)
まとめとこれから
今回はSpeedway ConnectをRevolutionにセットアップして、Webサーバにタグ読取結果をPOSTできることを確認しました。さて、以前こんな記事を書きました。そのとき課題として挙げたのが、HTTPSが使えないことと認証ができないことでした。Speedway Connectの場合、どちらも解決できそうなので、その辺をおいおい調べてまた記事にまとめたいと思います。
追記(2019/10/02)
Speedway Connectが起動状態だと、ExcelToolに接続できないことに気が付きました。他のツールと連動して使いたい場合は、Speedway Connectの左上にあるStatusのアイコンをクリックし赤くした上で、Applyボタンを押してください。他のツールと連動できるようになると思います。