2018年12月12日水曜日

ランドセルチェッカー その1

最近RFIDの企業での活用が目立つようになってきましたが、一般家庭での利用が増えないかなーということで何か家庭内で使えるような商品を作りたいと思い作ってみました。


じゃーん。ランドセルチェッカー(仮称)です。

タブレットとUHFのリーダがセットになっています。下の方にある黒い四角のやつがリーダです。STIXというリーダで出力は 250mW ですので免許不要で利用できます。

小学生のお子さんをお持ちの方はよくわかると思うのですが、毎朝持ち物のチェックをするのは非常に面倒なものです。よね?
そこで時間割に合わせて持ち物がランドセルに入っているかどうかをチェックしてくれるというスグレモノの製品です。

それぞれの教科書にはあらかじめ邪魔にならないところにRFIDのタグを貼ります。


さんすう


と こくご

で、いつもランドセルを置いているところにリーダをセットします。


こんな感じ。


で、今は何もリーダの上に載せてないのでバツの表示になっています。左側に時間割が表示されていて、これはタッチですぐに変更できるようになっています。ちょっとわかりにくいですが、試しに「こくご」と「さんすう」だけを時間割にセットしていますので「たりないもの」のところに「こくご」と「さんすう」が表示されています。

この状態からランドセルにRFIDを貼り付けた国語と算数の教科書を入れてからランドセルをリーダの上に載せると...


表示がマルに変わりました!


「たりないもの」の欄の表示が無くなりました。
どうでしょう。これがあれば毎日の持ち物チェックの煩わしさから開放されるのです。スバラシイ!

というわけで作ってみたこの製品、販売したら欲しい方いらっしゃいますかね?現時点ではかなりマニアな製品になりますけど(笑

2018年9月12日水曜日

第20回自動認識総合展

東京ビッグサイトにて9/12~9/14に開催されている第20回自動認識総合展に出展しています。


ぜひ遊びにきてください。


驚異の読み取り性能を誇る新型のリーダα811も展示しています(しかも珍しい白の筐体)。

2018年8月15日水曜日

8月30日「リアルとデジタルが繋がる?! ~RFID/NFCの今と未来~」のお知らせ



直前のご案内で恐縮です、8月30日(木)に株式会社グーフ様主催の

「妄想」を「構想」にする goof.labセミナー「リアルとデジタルが繋がる?! ~RFID/NFCの今と未来~」

に、弊社の大坂が登壇させていただきます。

技術動向や事例を一方的に紹介するのではなく、今回はロド櫻井さんとのパネルディスカッションで、RFIDをテーマとした皆様の「妄想」を膨らませていこうという目論見となっております。

8/30の16:00~、場所は大崎広小路駅のすぐ上です。Beer Sessionもあるそうですので、ご都合のつく方は是非お気軽にお立ち寄りくださいませ!



2018年8月10日金曜日

RFIDリーダーをカバンに入れて街角のICタグを探した

最近、実証実験を含めて、UHFタグを使って店舗の在庫管理を始めた、というニュースを聞くことが珍しくありません。もしかして、もう街にはUHFタグがいっぱいあるのではないでしょうか?
250mWのMorphic CDを読み取りっぱなしにしてカバンに入れて探してみました。

8/1から8/9まで実施しました。いっぱいはなかったんですが、そこそこありました。以下、読み取った場所のレポートです。

8/1
・ユニクロ新宿店:数百枚 +α
下げ札にUHFタグが入っているので当然ですね。読めるの分かっててわざと行きました。

下げ札はEPCの先頭数バイトが共通のようなのですが、他とは異なるEPCのタグが数枚ありました。タグ関係者が来店してたのでしょうか?

8/2
・弊社近く飲み屋前:ユニクロのタグ1枚
並んでるお客さんがユニクロで買い物したようです。

・弊社近く某配送センター前:謎のタグ2枚
管理に使用してるにしては数が少ないので、荷物に紛れてたとかでしょうか?

8/7
・四ツ谷駅近辺:ユニクロのタグ3枚
ユニクロ帰りの誰かのでしょうね。

・四ツ谷駅近辺:謎のタグ1枚
???タグ関係者とすれ違った?

・東急ハンズ新宿店レジ近く:謎のタグ2枚
配送センターのときと同じ見解です。管理にしては数が少ないので、誰かが持ってたのかな?と思います。

・東急ハンズ新宿店出口付近:ユニクロのタグ1枚
・自宅近くスーパー:ユニクロのタグ3枚

書いていない日は全く読まなかった日です。
250mWなのでそこそこ近づかないと読まないので、移動した場所にあるもの全部読めたとは限らないです。

ユニクロのタグが街にチラホラありますね。

またしばらくしたら実施してみます。

2018年6月27日水曜日

ラズパイで制御したAlienリーダからAzure IoT Hubに連携してみた

前回、ラズパイでAlienリーダを制御してみました。今回はラズパイからクラウド(Azure)に連携してみようと思います。Azure Web Appsへの連携は前々回やったので、今度はAzure IoT Hubへ連携してみようと思います。

といっても、こちらのドキュメントの通りやるだけです。Microsoft.Azure.Devices.Clientを組み込んでサンプルアプリの通り、JSONでデータを作って送るだけで完成しました。送信部分はこんな感じです。

        private static async void reader_FindTag(object sender, TagEventArgs e)
        {
            var dataPoint = new
            {
                eventName = "FindTag",
                tagID = e.TagID,
            };
            var messageString = JsonConvert.SerializeObject(dataPoint);
            var message = new Message(Encoding.ASCII.GetBytes(messageString));
            await client.SendEventAsync(message);
            Console.WriteLine("{0} > Sending message: {1}", DateTime.Now, messageString);
        }

実行してみるとこんな感じ。ただログが表示されているだけでよくわかりませんが。


受信側はサンプルにあったもの(read-d2c-messages)をそのまま使いました。上記の送信されたイベントがこんな感じで受信できました。


何やらIoT Hubを使うとクラウドからデバイスに対してコマンドを送れるようなので、クラウドからリーダの制御もできてしまうようです。ただ、リーダのそばで制御したほうがよいこともあるだろうし、そのあたりはバランス感覚が問われそうです。

2018年6月21日木曜日

中国の無人コンビニタグを調べてみた

中国の無人コンビニが話題になっていますが、RFIDを利用するタイプも出てきています。で、うちのメンバーが中国の無人コンビニに行ったときに買ってきたお菓子をお土産に持ってきてくれたので、早速調べてみました。


これ。2元なので40円弱


タグは Impinj の H47 のように見えます。
https://www.amazon.com/Impinj-H47-Rfid-Wet-Inlay/dp/B013QK2JBI

UHFタグは TID を読めばメーカーやモデルがわかるようになっています。ので早速読んでみると、


先頭の8ビットは E2 で Gen2 のタグであることを示しています。で次の12ビットがチップのメーカになっていて、 003 がエイリアン、801 がImpinj とか決まっています。このタグは 801 なので Impinj のチップですね。それ以降がモデル番号になっていて 10C です。

Monza4 のデータシート を参照すると、10C は Monza4E であることがわかりました。ということで正真正銘の H47 モデルタグのようです。

何か変なのが出てくるんじゃないかと大いに期待心配していましたが(笑)普通のタグでした。

2018年6月11日月曜日

ラズパイでAlienリーダを制御してみた

前回、Alienリーダをノンプログラミングでクラウド連携ということで、試してみましたが、Alienリーダだけだと制限があって難しいことが分かりました。そこで、まずはラズパイを使って、Alienリーダを制御できるか試してみたいと思います。

開発環境は、Windows 10+Visual Studio 2017+.NET Core SDK
実行環境は、raspbian+.NET Core runtime
開発言語は、C#。

初めに、Alienリーダに付属のライブラリ「AlienRFID2.dll」がそのまま使えないかをテストしたところ、下記のエラーが発生。

pi@raspberrypi:~/work/HelloAlien/publish $ ./HelloAlien

Unhandled Exception: System.IO.FileNotFoundException: Could not load file or assembly 'System.IO.Ports, Version=4.0.0.0, Culture=neutral, PublicKeyToken=cc7b13ffcd2ddd51'. The system cannot find the file specified.

   at nsAlienRFID2.CAlienComPort2..ctor(Boolean log)
   at nsAlienRFID2.clsReader..ctor(String ipAddress, Int32 port)
   at HelloAlien.Program.Main(String[] args) in C:\Users\hnakano\source\repos\HelloAlien\HelloAlien\Program.cs:line 11
Aborted

ダメだったので、nugetからSystem.IO.Portsをインストールして試したところ、今度は下記のエラー。
pi@raspberrypi:~/work/HelloAlien/publish $ ./HelloAlien

Unhandled Exception:
Unhandled Exception: System.PlatformNotSupportedException: System.IO.Ports is currently only supported on Windows.
   at System.IO.Ports.SerialPort.Dispose(Boolean disposing)
   at System.ComponentModel.Component.Finalize()
Aborted
COMポート使うつもりはないんだけどなあと思いつつ、この方法も断念。

社内のリーダ制御ライブラリにTelnetプロトコルを使って、Alienリーダを制御するクラスがあったので、ちょこっと改変して流用してみたところ、すんなりと読取できるところまで確認できました。