2025年10月3日金曜日

現場で進めるRFID棚卸し導入ガイド ~初心者でも失敗しないステップ~ 第4回:Excel連携によるシステム準備

Excel連携

 

第4回:Excel連携によるシステム準備

あなたのPCが強力な棚卸しシステムに!MANICA EXCEL TOOL活用術

ハヤト・インフォメーションのMANICA EXCEL TOOLは、馴染み深いExcelをインターフェースに、RFID棚卸しを可能にする画期的なパッケージです。

1. MANICA EXCEL TOOLのセットアップ

ツールをインストールし、RFIDリーダーとの接続設定と、データの保存先フォルダを指定します。動作要件としてExcelのバージョンを確認しましょう。

2. Excel資産リスト(マスタ)の作成方法

棚卸しの「答え合わせ」となるマスタには、「管理番号」「資産名」「設置場所」に加え、「RFIDタグの固有ID (EPCコード)」を必ず含めます。資産の移動や廃棄が発生した際は、速やかにマスタを更新するルールを策定しましょう。

3. Excel VBAマクロ基礎解説と簡単なカスタマイズ事例紹介

MANICA EXCEL TOOLはExcelベースであるため、柔軟なデータ処理が可能です。

💡 標準搭載マクロで即日棚卸し開始

弊社のMANICA EXCEL TOOLをベースとした棚卸パッケージには、リーダーからのデータ受信、マスタとの突合、結果表示を行うためのVBAマクロが最初から組み込まれています。お客様が複雑なプログラミングを行う必要はなく、この標準マクロを活用することで、すぐにRFID棚卸しを開始できます。

さらに、標準マクロを基に、「未発見資産」を自動抽出するなど、業務効率化のための簡単なカスタマイズも可能です。

4. よくあるトラブルとその解決策

データ不整合(マスタと読み取りデータの不一致)や、読み取りミス(読取不良)など、よくあるトラブルとその解決策を事前に把握しておくことで、現場の混乱を防げます。

5. 業務効率化のためのレポートテンプレート

棚卸し後の集計・報告作業を効率化するため、「棚卸し実施率」「未発見資産リスト」などを自動集計・表示するレポートテンプレートを準備しておきましょう。

6. ExcelとRFIDリーダーを連携させるポイント

MANICA EXCEL TOOLは、リーダーから送られてくるデータをリアルタイムでマスタと照合します。リーダーとPCが安定的に接続できるよう、PCのスリープ設定をオフにするなど、通信の安定化を図りましょう。


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