2025年10月3日金曜日

現場で進めるRFID棚卸し導入ガイド ~初心者でも失敗しないステップ~ 第3回:RFIDリーダーの選定と購入

 

RFIDリーダーの選定

第3回:RFIDリーダーの選定と購入

現場の規模と用途で選ぶ!失敗しないRFIDリーダー選定ガイド

RFIDリーダーの選定は、棚卸し作業の快適性効率に直結します。現場の作業形態に合わせて、最適なリーダーを選びましょう。

1. RFIDリーダーの種類と特長

現場での移動棚卸しには、ハンディタイプスマホ接続・アタッチメント型が主流です。特に後者は、既にお持ちのデバイスを活用できるため、導入コストを抑えられます。

2. 出力、OS、通信方式の基礎解説

リーダーの基本性能として、電波の強さ(出力)、対応OS(Android/iOS)、そして通信方式(Bluetooth/WiFi)を確認しましょう。

💡 コスト効率の良いリーダー運用を支援

ハヤト・インフォメーションのパッケージは、汎用性の高いAndroid OSだけでなく、iOSにも対応しています。RFIDリーダーだけをご購入いただければ、お使いの社用スマートフォンに専用アプリをインストールしてお使いいただくことも可能です。そのため、初期コストを大幅に削減できます。

3. 現場規模や用途に応じた機種選定ポイント

リーダーの読み取り速度・精度、倉庫や工場での利用に必須な耐久性(IP規格)、現場担当者が簡単に扱える操作性、そしてシステムとの接続性を総合的に評価し、最適な機種を選びます。

4. 予算策定と台数決定の具体例

「全資産の棚卸しをX日間で完了させたい」という目標から逆算し、1台あたりの処理能力を考慮して必要な台数を算出します。

5. 主要メーカー・機種の紹介と互換性

主要なRFIDリーダーは、読み取り距離や耐久性、搭載OSの有無など、それぞれに特徴があります。 例えば、高出力モデルは処理能力が高く広範囲をカバーしますが、その分高価だったり、申請が必要です。

💡 ハヤト・インフォメーションの棚卸パッケージは多くのリーダーに対応

弊社の棚卸パッケージは、特定のメーカーに依存せず、市場で実績のある多様なリーダーに対応しています。例えば、こちらのラインナップにあるような各種メーカーの機器で動作確認済みです。お客様の現場の環境と予算に合わせ、最適なリーダーをご提案します。

6. 購入時の注意点と電波法申請の必要性

購入前に必ずデモ機で現場テストを行い、感度や操作性を確認しましょう。UHF帯の高出力(1W)RFIDリーダーは、日本国内で利用する場合、原則として電波法に基づく申請(開設申請)が必要です。これは技術基準適合証明(技適)マークがあっても必要となる、重要な法的手続きです。

💡 電波法申請のサポートも可能

複雑な電波法に関する申請手続きについて、弊社ではサポートを行っています。お客様が安心してRFID機器を導入し、運用開始できるよう、煩雑な法的手続きを支援いたします。


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