NHK「チコちゃんに叱られる!」で、ゴムの分子は水のように自由に動き回っているので伸び縮みする、との放送を見て、前回は氷で実験した流れもあり、ゴムで読み取り実験してみようと思ったのがきっかけです。
https://xn--h9jua5ezakf0c3qner030b.com/10333.html
厚さ5mmのNRゴム(天然ゴム)を入手したのですが、ゴムだけでは物足りないので、
後日、東急ハンズにて、同じ厚さ5mmの素材を探して比較してみることにしました。
使用したリーダーとタグ
・デンソー BHT-1281
・ALN-9654(Gタグ)
素材は以下の5種類になります。(安い素材を選択しました)
素材は以下の5種類になります。(安い素材を選択しました)
① NRゴム(天然ゴム)
天然ゴムを主原料とした最もゴムらしい素材を選択しました。
② EVA(エチレン酢酸ビニール)
ビーチサンダルなどで使用されている、弾力性のある軽い素材です。
ビーチサンダルなどで使用されている、弾力性のある軽い素材です。
③ 木(ブナ)
いろいろな木材があったのですが、ブナが一番安かったので。
いろいろな木材があったのですが、ブナが一番安かったので。
④ アクリル
⑤ タイル(陶器)
各素材で、タグを挟み込んで、読み取り距離を比較してみました。
⑤ タイル(陶器)
各素材で、タグを挟み込んで、読み取り距離を比較してみました。
なお、電波が弱すぎると比較が難しいので、MANICA EXCEL TOOLの最弱から3番目の出力としました。
読み取り距離が長い、読み取りが良かった素材のランキングは以下になります。
(カッコ内は、そのまま読み取ったときの距離との比率)
素材なし : 196cm
素材なし : 196cm
1位 EVA 188cm (96%)
予想通り一番読み取りがよかったです。
2位 アクリル 184cm (94%)
1位のEVAに比べて若干読み取りが悪く感じましたが、大きな差はありませんでした。
3位 ゴム 168cm (86%)
3位 ゴム 168cm (86%)
1位、2位に比べて、明らかに読み取りが悪いです。
4位 木 160cm (82%)
3位のゴムに比べて読み取りが悪かったですが、それほど大きな差はありませんでした。
5位 タイル 145cm (74%)
選んだ素材の中では、もっとも読み取りが悪かったです。
4位の木と比較しても差は大きいです。
6位 タイル表 136cm (70%)
※タイルの表面で挟んだ場合
※タイルの表面で挟んだ場合
タイルの裏表を逆にして、追加で実験しました。更に読み取りが悪くなりました。
陶器は誘電率が高いのが原因と思います。
ほぼ予想通りの順位かもしれませんが、実際に、同じ条件(厚さ)で比較してみると、このような結果になりました。
0 件のコメント:
コメントを投稿