2026年4月8日水曜日

棚卸しパッケージにてWindows10と11のBluetooth SPPが便利になった件

ハヤト・インフォメーションの製品に「MANICA EXCEL TOOL 棚卸しパッケージ」(マニカ エクセルツール棚卸しパッケージ)があります。

 https://www.hayato.info/tanaorosi/index.htm 

です。エクセルからRFIDを読み取ることが可能です。お手頃な価格で役に立ちます。

PCとRFIDリーダーを管理するAndroidデバイスはBluetoothにてデータ通信が接続可能なので便利です。
もし、御社がWi-Fi接続する機器に対して制約が厳しい場合でも、Bluetooth接続は許可されるケースがあると思われます。
ITセキュリティが厳しくてもBluetooth接続データ通信である
BluetoothのSPPプロファイル(シリアルポート プロファイル)は許可されると希望しています。

2026年現在はWindows11にて、Windows標準機能としてBluetoothでSPPが選択でるので、
今回はBluetooth昔ばなしになります。
現在と昔の使いかたを比べて見てください。

2026年現在


Android端末である管理スマホとRFIDリーダーはBluetooth接続するパターンが多いです。
このBleutooth接続は問題なく接続可能です。
問題は、管理スマホとPCのBluetooth接続です。
Windows7にては、Windows標準機能では接続が不可能でした。

Windows10、Windows11の場合は簡単です。
まず普通にペアリングします。(*1)

次に、少し手間ですが、先にハンディでMANICA EXCEL TOOLアプリを開いてください。
MANICA EXCEL TOOLアプリをBluetooth接続を選択してインストールすると、
MANICA EXCEL TOOLアプリは管理スマホのBluetoothを開きます。
この状態で、PCのBluetoothプロパティ画面を開いてください。SPPが選択できます。

次にPCのマニカ エクセルツールの設定画面を開いて、SPPのCOM番号を選択します。
すると、PCとAndroidスマホが接続されます。

これで、マニカ エクセルツールが使用可能になりました。
Windows10から出来るようになって、Windows11も継続して可能です。続いて欲しいものです。
とは言え、もしも、Windows標準機能が使えなくなっても大丈夫です。
弊社は対策済みなので、ご安心ください。(*2)


昔のWindows7の時代


こんな普通のことを何故、わざわざ記事にするの?
と感じる賢明にして、ITに詳しいかたが疑問に思うのは当然のことです。
理由はWindows7の時代は、標準機能では使い物になるSPP接続が不可能だったからです。

これは、弊社だけではなく、色々な会社が問題に対処するために、
Windows7に追加インストールするソフトウェアを製造していました。
Windows7の時代は、USB BluetoothアダプタがBluetoothスタックのソフトウェアとバンドルで販売されていました。
このバンドルソフトウェアはWindows7にてSPPでBluetooth接続するために必須でした。
例えばBT-Micro4-hというUSB Bluetoothアダプタにバンドルされるソフトウェアをインストールすると、
そのソフトウェアの中からSPP接続ができました。

Windows7にてはBT-Micro4-hの場合は、
まずバンドルソフトウェアをバンドルされているCD-ROMからインストールします。


そして、このソフトにてハンディを選択してSPPで接続する旨を設定します。


そして、COMポート番号を設定します。

これでRFIDハンディとPCがSPPにて接続されました。

と、言う感じでWindows7の時代は、マニカ エクセルツールを使うためにはUSB Bluetoothアダプタが必要でした。
2026年現在は不要です。
2026年現在は、Windows11標準のBluetooth機能にてAndroid管理スマホとPCがSPPでBluetooth接続し、
マニカ エクセルツールを使うことができます。

今回は以上です。

*1:
もし、つなぎたいAndroidスマホがPCのBluetooth画面に一覧で見れない場合は、
Androidスマホ側でBluetooth検索を行ってみてください。
PCにも見れるようになる傾向が高いです。

*2:
「鳴かぬなら、鳴かせてみようホトトギス」的な発想をする社員がいます。
SPP接続を可能にするハードウェアも提供可能です。
下記の記事をご覧ください。

Bluetooth問題をなんとかする
 https://enjoy-rfid.blogspot.com/2020/04/bluetooth.html 



2026年4月1日水曜日

RFIDファラデー ケージを作ってみよう (5) ファラデーケージの中から外のRFID ICタグを読んで見た②

  ハヤト・インフォメーションの製品に「MANICA EXCEL TOOL 棚卸しパッケージ」(マニカ エクセルツール棚卸しパッケージ)があります。

 https://www.hayato.info/tanaorosi/index.htm 

です。エクセルからRFIDを読み取ることが可能です。お手頃な価格で役に立ちます。

RFIDハンディを便利に使う。特に「読み込みすぎて困る」お悩みに役立つことを祈って、今回は電波を遮断するファラデーケージを安価に試して見ようと思ってファラデーケージのシリーズです。


前回はファラデーケージ(改)の中から外のICタグ読取を試しました。

今回は種類を変えたファラデーケージの中から、外のICタグの読み取りを試したいと思います。

ファラデーケージというよりも、金属製のジャケットのような感じになります。





 






ダクトホースです。皆さんのキッチンにもある排気用のアレです。

直径は200mmくらいが、SP1を格納するのに少しゆとりがありそうです。

それと、触った感じは、アルミの厚さが、蒸着に比べると厚そうです。

何といっても、キッチンで熱い空気を通すことを想定しているので、それなりの厚みな様子です。












長さは33cmくらいにしました。

この中からSP1リーダーの出力1Wで5秒照射で5mの距離からICタグを読めました。

このRFIDファラデーケージが無い状態と大差無い読み取り距離です。


大きな違いは、電波の範囲が制約されたことです。

それはSP1を、ケージに格納しないで電波照射したときは、アンテナの隣でICタグを読めたのですが、



















このようにSP1リーダーをケージに入れると、









アンテナの隣のICタグが読取れなくなりました。

おそらく、サバイバルシートに比べると電波遮断の効果が強そうです。















と、アンテナの隣への制約が発生したのではないでしょうか。

以前のサバイバルシートは電波が漏れていた雰囲気がありますが、ダクトホースは電波を漏らさないほどの厚みがある様子です。


現場で、読み取り範囲を手軽に狭めたい。という目的ならば、ダクトホースは試して見る価値はあると思われます。

現場の物品配置に依存はするのですが、

「ダクトホース + 電波出力調整」という手順でハンディの読み取り範囲を、手軽に調整できそうです。


今回は以上です。