2021年6月1日火曜日

RFID対応の Alexaガジェットを作る

 MANICAモバイルのゲートを作るというのを以前やったんですが、これをちゃんと作りたいということで何で作ろうかと考えたんですが、やっぱり手頃なのがなくてそういえばアレクサとか Google Nest とか最近どうなってるんだろうと思ったら、アレクサのガジェットが作れるようになっていました。

詳細はこちらに詳しく記載されておりますので参照くださいませ。

ESP32をAlexa Gadgets Toolkitデバイスにしよう

RFIDリーダとガジェットを直接接続するのは無理ですが、ESP32とRFIDリーダを接続すればガジェットとして使えそうです。ちなみにガジェット自体は上記リンクの内容で問題なく動いたんですが、なぜかスキル側でエンドポイントの取得が全然できなくて一旦諦めたんですが数日後にやってみたらあっさり取得できたので進めることができました。

こんな構成になります。

   アレクサとESP32はBLE、ESP32とRFIDリーダはSPPで接続します。

まずは家の中で使う想定で、これを使ってカギとかサイフとかを探せるようにしてみたいと思います。

・・・


というわけで作成してみたんですが、実用レベルには至らなそうな結果になってしまいました。

私「アレクサ、ICタグでカギを探して。」

アレクサ「わかりました。」 ここでリーダが自動で読み取りを開始する

アレクサ「ありませんね」

アレクサ「ありませんね」

アレクサ「反応あり」 (タグが読めた)

アレクサ「反応あり」

アレクサ「近い」 (RSSIが大きくなった)

アレクサ「近い」

アレクサ「そこ!」 (RSSIがさらに大きくなった)

アレクサ「そこ!」

私「あった」

アレクサ「よかったですね!」 ここでリーダの読み取りは停止

という動きになるんですが、なんともリアルタイム性が無いので探しづらいです(笑

ESP32側ではリアルタイムに判定できるんですが、その結果をガジェットで上げるとクラウドのスキルまでいって、そこから話すことばを選んでアレクサに降りてきてようやく話すという感じなので判定からアレクサが喋るまでどうしてもラグが出来てしまいます。

アレクサは言葉のやり取りをする前提なのでリアルタイム性を求めるのは難しいかもしれません。何かもうひと工夫必要ですね。


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