2018年6月21日木曜日

中国の無人コンビニタグを調べてみた

中国の無人コンビニが話題になっていますが、RFIDを利用するタイプも出てきています。で、うちのメンバーが中国の無人コンビニに行ったときに買ってきたお菓子をお土産に持ってきてくれたので、早速調べてみました。


これ。2元なので40円弱


タグは Impinj の H47 のように見えます。
https://www.amazon.com/Impinj-H47-Rfid-Wet-Inlay/dp/B013QK2JBI

UHFタグは TID を読めばメーカーやモデルがわかるようになっています。ので早速読んでみると、


先頭の8ビットは E2 で Gen2 のタグであることを示しています。で次の12ビットがチップのメーカになっていて、 003 がエイリアン、801 がImpinj とか決まっています。このタグは 801 なので Impinj のチップですね。それ以降がモデル番号になっていて 10C です。

Monza4 のデータシート を参照すると、10C は Monza4E であることがわかりました。ということで正真正銘の H47 モデルタグのようです。

何か変なのが出てくるんじゃないかと大いに期待心配していましたが(笑)普通のタグでした。

2 件のコメント:

  1. このコメントは投稿者によって削除されました。

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  2. 興味深く拝読させて頂きました。
    EPCバンクの値がEPC Global の標準化コードになっていない様に見えるのですが、その点いかがでしょうか。
    今後、タグの流通量が増えるにつれてコードの重複が起きやすくなると思うのですが、その点対策を取っているのかどうかが気になってしまいます。
    (標準化を完璧に進めるとなると、全ての扱い商品メーカーに承認を得るか、メーカーでのソースタギングが必要になるので大変な手間だとは思いますが。。)

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